フィルムカメラの始め方を丁寧に解説!カメラ完全初心者さんでも◎

ここではフィルムカメラの始め方を、フィルムカメラ専門店を営む “番茶” とかいう店主が解説していきます

なんでも簡単に、速くできてしまう便利なこの時代に、不便で、遅い

なんてもんじゃないですよ?

説明書もない、ほぼ中古しか出回っていない、いつ壊れてもおかしくない等々…

めちゃくちゃ世話が焼けるんです

でもそんなフィルムカメラだからこそ、なのかな

OLYMPUS PEN FT / Release : 1966

逆に新鮮で、面白い

“フィルムカメラが新しく感じる” なんて

フィルムカメラの時代が過ぎたあとに生まれた人にしか味わえない感覚ですよね

それが素敵だと思うのは、きっとこれを読んでいるあなたも一緒なはず

だけどやっぱり、

初めてフィルムカメラを使う人やカメラ自体初めてなんだって人に

取扱説明書がない機械を扱うだなんて、だいぶハードモードだぞ…って思うんです

なので、

「始めたいけどハードルが高い」「難しそうだから手が出せない」って人でも

このノオトに書いてある通りにやれば必ず使えるように

・カメラ完全初心者さんでもわかるように

・専門用語には注釈をつけて

・図解や写真を使って

フィルムカメラの始め方を紹介していきます

僕にもわかるように教えてね〜

そうそう、森の妖精でもわかるくらいにね(どのくらいなのか)

目次 表示

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⦅序章⦆ フィルムカメラを始める前の基礎知識「フィルムカメラってどんな写真が撮れるの?」

そもそも、フィルムカメラってどんな写真が撮れるのか、スマホのカメラとはどう違うのか

客観的に見比べてみましょう


「もうわかってるよ~」「すぐ選びたいよ~」って方は ⦅第二章⦆ に飛んじゃってくださいね

最初からぜんぶ完璧に理解して、覚えて、なんてしなくても楽しめますから

気楽にいきましょ〜

そもそもフィルムカメラってカメラ完全初心者でも使えるの?

結論からいうと、使えるようになります

デジタルカメラも、写ルンですも使ったことがないくらいのカメラ完全初心者さんでも

一番難しそうに見える本格的なフィルムカメラを初めての一台にして大丈夫です

OLYMPUS OM-2N / Release : 1979

かくいうフィルムカメラ屋の店主になっちゃったこの番茶も平成生まれで

フィルムカメラに出会ったのは2021年のことでした

デジタルカメラは一瞬だけ使ったことあるんですが

本当に記憶にないくらいすぐ使わなくなってしまったので

番茶もカメラ完全初心者からのスタートと言っても過言ではないのです

そんな右も左もわからないところから

どゆこと??意味わかんね笑

って文句を垂れながら調べまくって、失敗しまくって

故障なのか使い方が悪いのかわからなくて、諦めて売りそうになったりもしましたし

周りにフィルムカメラを使ってる人がいなかったので本当に苦労しました

だけど

そんなスタートからでも使えるようになったからこそ、

・誰よりも初心者さんの目線でお話ができますし

・これから始めようとしている人にとことん優しい入門サイト

を作れるんじゃないかなと思うわけです

なので

これを読んでいるあなたが、たとえ完全初心者さんだとしても大丈夫

安心して進んでくださいね

iPhoneのカメラとフィルムカメラの写りの違いを見てみよう

まずは、昼間の写真から

1枚目がiPhoneで2枚目がフィルムカメラ

Canon Autoboy S / Release : 1993

番茶のアイコンにも使われているお気に入りの写真です

いやぁ…フィルム最高でしょう

もう言葉にしなくても感覚的に魅力は伝わってる気がするんですが

サボらないで言語化していきますね

写り方の特徴

・ざらざらした感じがある

・写りすぎない

・淡くて落ち着いた色味

・好き(え?)

フィルムカメラが気になっている人は、

どこか懐かしいような、ノスタルジックな雰囲気が好きなのではないでしょうか

そのノスタルジックさを作り上げてるのが上にあげた特徴だと思います

さてお次は夕方、暗くなってきた時の写真

Canon Autoboy S / Release : 1993

ちょっと角度違くてごめんなさい

この写真を撮ったフィルムカメラにはフラッシュ機能があるのですが

ちゃんと写したい訳ではなかった(=少しブレてもいいと思っていた)ので使いませんでした

このブルーな感じとか、車のテールランプの光線とかめちゃくちゃ格好いいですよね

流石にここまでは予測してませんでしたけど

こういう自分の予想よりもいい感じになってる時が高確率であるんですけど、それがたまらんのですよ

フィルムカメラの良さはノスタルジックな写真が撮れるだけじゃない

どうしてノスタルジックな写真が撮れるのかはなんとなくわかってくれたと思います

だけど

始めるとわかる素敵なことはまだあって

・外に出るのが楽しくなる

・自分の心が動く瞬間を知れる

んですよね

人と会うだとか、どこか遠出をすることになった時

フィルムカメラも連れて行くと景色が違って見えるんです

なんとなく歩いていた道が、なんとなく通り過ぎていたビルが、なんだか魅力的に見えてくる

OLYMPUS OM-2N / Release : 1979

道端に咲く花に気づいたり、光と影の美しさに心奪われたり、大切な人をファインダーから覗いてみたくなったり…

そんなふうに自分の“好き”と向き合い続けていると、少しずつ自分の感性と価値観が洗練されていくんです

そして洗練された感性と価値観は、自分の直感を鋭くさせてくれる…

なんだか大袈裟に聞こえるかもしれませんが、私はそう感じています

⦅第一章⦆フィルムカメラってどんなカメラ?フィルムカメラとデジタルカメラの違いを見てみよう

実はフィルムカメラってデジタルカメラよりもめっちゃ種類が多いんです

だから実際のところフィルムカメラ使ってる人でも、

今持ってるカメラの使い方はわかるけど、他のフィルムカメラはよくわからん

とか全然あります

なので改めて、

フィルムカメラとデジタルカメラを比較して、フィルムカメラってどんなカメラなのかを暴こうという試みです

まず、

この2つの違いを説明するために

・なんの力で動いているのか

・見た目、大きさ、値段、写り

・撮影〜スマホで見るまでの流れ

と、こんな感じで 3つに分けて説明していきますね

フィルムカメラとデジタルカメラの違いとは?「動力編」

ってことで1つめ「動力編」です

簡単にいうと「なんの力で動いているの?」ってことなんですが、超やさしく説明するので安心してついて来てくださいね

さて、

そもそも写真を撮るためには、シャッターを切りますよね?

で、そのカメラが「シャッターを切る」ために

“なんの力を使っているのか” で、カメラは大きく2つに分類することができます

短い言葉でいうと「機械式(きかいしき)」と「電子式(でんししき)」です

ん〜?カメラってぜんぶ機械じゃないの〜?

確かに広い意味ではカメラそれ自体も機械というんですが、

カメラや時計で使われるときは

・電気を使わずバネや歯車だけで動いてる=機械式

・電池や充電式のバッテリーで動いてる=電子式

って意味になるんです

PENTAX auto110 / Release : 1979

デジタルカメラは全て電子式なので間違えようがないんですが、

フィルムカメラは両方あって

1970年代前半より前に作られたカメラが機械式で、1970年代後半あたりからのカメラが電子式なんです

古ければ古いほど壊れやすそうなイメージがあるかも知れませんが

・丈夫な金属のパーツの組み合わせで作られていて

・メンテナンスや修理ができる

機械式カメラこそ半永久的に使える一生もののカメラなんです

逆に

・電子部品がメーカーで生産終了してたり

・生産されている部品との互換性がない(=変えがない)

電子式カメラは壊れたら修理ができません

電子式カメラはどんどん劣化してしまうので、動いている今のうちに楽しみたいものですね

フィルムカメラとデジタルカメラの違いとは?「特徴編」

次は「見た目、大きさ、値段、写り」の違いを見ていきましょう

最初にも言ったように、フィルムカメラの種類ってめっちゃ多いので、

ここでは一番似てる見た目の

・一眼カメラ=レンズが取り外しできるプロっぽいやつ

で比較していきます

ではさっそく

左がデジタルカメラのミラーレス一眼で、右がフィルムカメラの一眼レフです

デジタル一眼には、「デジタル一眼レフ」と「ミラーレス一眼」がある。レフとは鏡のことで、一眼レフには内部に鏡のようなものがあって、ミラーレスはその名の通り鏡はない。一眼レフよりもミラーレスの方が小型。

大きさはあんま変わらないですが、一番の違いは裏面ですね

フィルムカメラはその名の通り「フィルム」という物を使って撮っているので

フィルムカメラの裏面にはこれを入れる部屋があるんです

フィルムは、簡単にいうと写真を記録してくれているもので、

こいつがいないとフィルムカメラでは写真が撮れません

とりあえず、デジカメでいうSDカードくらいに思っておいてくれれば今は大丈夫

デジタルカメラの場合は、その場所に液晶画面がついていて撮った写真をすぐに確認することができるようになってます

へ〜

フィルムカメラは撮った写真をすぐには見れないんだね〜

写りの違いはこんな感じ

Product name : ROLLEIFLEX 3.5A / Release : 1951

左がフィルムカメラで、右がデジタルカメラで撮ったものです

フィルムの色味やざらつきが写真全体を柔らかくしてくれていて

デジタルは色味も写りも正確できれいですね

フィルムカメラとデジタルカメラの違いとは?「流れ編」

「いつもどうやってスマホで見ているの?」って質問は本当によくもらうので

撮影からスマホで見るまでの流れの違いを比較していきましょう

デジタルカメラは、

撮影中もしっかりと写真を確認しながらできますし、スマホに取り込むのもめっちゃ簡単です

対してフィルムカメラは、

撮ってる間はどう撮れてるかなんて見れませんし、

写真を見るためにスケジュールを組まないといけません笑

今日はもう写真屋さん閉まってるから、、次の休みに行くか…うん、来週だな

自分で暗室(あんしつ)っちゅう特別な部屋を作ったり、

簡単にできる専用のキットとスキャナーを買えば家でできないこともないんですがね

長年フィルムカメラを使っている人でも、なかなかそこまでしません

番茶はもちろんいつかやるので、その時は記事にします(さて何年後かな)

⦅第二章⦆ 一台目のフィルムカメラにおすすめなのはどれ?あなたにピッタリなカメラの選ぼう!

さて、これまでの話でフィルムカメラのことをなんとなくわかってくれたと思うので、

ここからは、あなたのファーストフィルムカメラを見つけに行きますよ

最初の一台は35ミリフィルムカメラがおすすめ!その理由は?

フィルムってさっきチラッと出てきたあの大きさのものだけじゃなくて、

大きいのとか小さい…ってか変な形のとか色々あるんです

その中でもおすすめしてるのが「35ミリフィルム」と呼ばれるもの

ちなみに35ミリフィルムより

・大きいのが120(ひゃくにじゅう)フィルム

・小さいのが110(わんてん)フィルム

っていいます

もちろん、

110フィルムや120フィルムを使うカメラも最高に楽しいのですが

・現像できる場所が少ない(=現像に時間がかかる)

・フィルムを買える場所が少ない

・画質が劣る(110フィルム)

・12枚しか撮れない(120フィルム)

・フィルム代も現像代も高い(120フィルム)

とまぁデメリット並べちゃうとこんな感じなんです…

でもめちゃくちゃ魅力的なカメラだから慣れたら二台目にぜひ…!

逆に35ミリフィルムを使うカメラは

・フィルムが買いやすい

・24枚 or 36枚撮れる(フィルムによって違う)

・カメラの種類が一番多くて選ぶのが楽しい

のです

これから35ミリフィルムカメラの 4つを紹介していきます

見た目も、特徴も、扱いやすさも、写真の雰囲気も全然違うので

絶対に「これがいい!」っていうものが見つかりますよ

一眼レフがぴったりなのはこんな人!特徴と作例まとめ

Product name : Nikon F / Release : 1959

メリット

・「これぞカメラ」というような格好いい見た目

・操作が楽しすぎる

・ボケを作れるから柔らかい写真が撮れる

・撮りたいものの近くまで寄れる

・機械式なら修理ができるから半永久的に使える

デメリット

・4つの中で一番重い

・まぁまぁな荷物になる

・慣れるのに少し時間がかかる

・電子式はほぼ修理できないから壊れたら終わり

簡単に言うと、

一輪の花から風景まで、色んな表情の写真を撮りたい人はこれ一択です

特に

・ボケが作りやすくて近くまで寄れる

・レンズで遊べる

の 2つは一番の特徴ですね

「ボケが作りやすくて近くまで寄れる」はどういうことかと言うと

OLYMPUS OM-2N / Release : 1979

一番近くにある花の周りがぼやっとしているのがわかりますよね

これが「ボケ」っていうやつです

一眼レフ以外のカメラはここまで近寄って撮影することができません

なので、

食べ物や動物、花を近くで撮りたい人にめちゃくちゃおすすめなんです

さらに、

個性豊かなレンズが沢山あるのも魅力です

「人や物」「建物や風景」「遠くにいる人や動物」など、

それぞれの場面に合わせて一番綺麗に撮れるレンズに変えることができます

・「人や物」なら標準(ひょうじゅん)レンズ

・「建物や風景」なら広角(こうかく)レンズ

・「遠くにいる人や動物」なら望遠(ぼうえん)レンズ

といった感じでそれぞれ得意分野があるので

趣味に合わせて楽しんでみてくださいね

といっても、よほどの理由がない限り最初の一本は標準レンズを選ぶのがおすすめです

Nikon F / Release : 1959

「人や物」を撮るのが得意ってだけで「建物や風景」もちゃんと撮れるので、標準レンズだけでも十分楽しめます

そんな、いいとこ沢山の一眼レフでも

・4つの中で一番重くてまぁまぁな荷物になる

・慣れるのに少し時間がかかる

というデメリットがあります

でも見た目が可愛すぎてファッションの一部になってくれるので、

重さとか全然気にならないですし(知らんけど)

慣れるのに少し時間がかかる点も、

番茶ノオトでわかりやすく解説していくので大丈夫ですよ

コンパクトフィルムカメラがぴったりな人はこんな人!特徴と作例まとめ

Product name : Canon Autoboy S / Release : 1993

メリット

・押したら撮れる超かんたん操作

・軽くて持ち運びがラク

・フラッシュ付きだから夜の撮影も余裕

・ズームできるのもあって幅が広がる

・日付を入れられるものもある

デメリット

・食べ物や動物、花に近づいて撮れない

・ファインダーから見ている景色と実際に撮れる写真が少し違う

・壊れたら終わり

簡単に言うと、

とにかく簡単で、軽くて、写ルンですに近いカメラを探してるって人におすすめです

特に

・押したら撮れる超かんたん操作

・軽くて持ち運びがラク

の 2つは特に大きなメリットですね

写ルンですより簡単なんじゃ?ってくらいなのに高性能で

特に撮る予定がないときでも「とりあえず入れとこうかな」くらいの気持ちで気軽に持ち歩けます

Canon Autoboy S / Release : 1993

なので、

フィルム、デジタル問わず一眼カメラユーザーのサブ機としてもめっちゃ人気なんです

ただ、

・食べ物や動物、花に近づいて撮れない

・ファインダーから見ている景色と実際に撮れる写真が少し違う

というのがデメリットとしてあります

近くに寄れないというのはどういうことなのかと言うと

カメラには「○○cm以上離れて撮影してくださいねー」みたいに

“最短撮影距離”っていうのが個体ごとに決まってるんですが

その距離が一眼レフよりも遠いんですよね

それよりも前で撮ってしまうと

Canon Autoboy S / Release : 1993

こんなふうにピンボケしちゃうので、

使うカメラの最短撮影距離を調べて知っておく必要があります

調べても出てこない時は使いながら知っていくしかないです

そしてもう一つの

「ファインダーから見ている景色が撮れない」ですが

写真を撮るときの覗き窓(のぞきまど)のこと。「ファインダーを覗く」とかいう。

これはこのコンパクトフィルムカメラと次に紹介するレンジファインダーカメラに特有のデメリットです

こんな感じでファインダー窓とレンズの位置の差がありますよね

自分が被写体を見るときは当然ファインダー窓から見ていますが

出来上がる写真はレンズが写している景色なので

その差ぶんズレるってことです

でも、

後からトリミングできるのでなんてことないですし

「ちょっとくらいズレてても構わん」くらいの大らかさを持てばいいのです(笑)

対して一眼レフカメラは、

レンズの奥にミラー(鏡)があったり、

プリズムと呼ばれるおもろい形の反射板みたいなのが入っています

なので一眼レフはファインダーから見たまんまの写真が撮れるということです

レンジファインダーカメラがぴったりな人はこんな人!特徴と作例まとめ

Product name : minolta Hi-MATIC F / Release : 1972

メリット

・シャッター音が静かでブレにくい

・見た目がクラシカルでかわいい

・一眼よりコンパクト

・レンズ交換式もある

・機械式のものは修理できる

デメリット

・食べ物や動物、花に近づいて撮れない

・電子式は修理できないから壊れたら終わり

・ファインダーから見ている景色と実際に撮れる写真が少し違う

簡単に言うと、

何気ない瞬間や人の自然な姿を撮る(スナップ写真)のが好きな人にめちゃくちゃおすすめです

特に

・シャッター音が静かでブレにくい

・一眼よりコンパクト

は、大きなメリットです

ひとつ目は、何がいいのか少しわかりにくいかもしれないですが

例えば、

一眼レフはシャッターを切ると「カシャッ」という音がします

コンパクトフィルムカメラは静かなものもありますが、とてつもなくデカいシャッター音がなる奴もいて…笑

このシャッター音ってそのカメラの個性として受け入れちゃえばめちゃくちゃ可愛いんですが、

スナップ写真を撮っているとかなり気になります

Nikon F / Release : 1959

この写真は一眼レフで撮ったので思いっきりシャッター音響いてました

街行く人や友人の自然な姿を撮りたくても音が大きいと”撮られてる感”が出てきちゃって構えてしまうんですよね

なので音が静かってそれだけでかなり魅力的なんです

それでいてコンパクトで見た目もクラシカル、

機械式のものが多いのでメンテナンスや修理をしてけば半永久的に使えます

デメリットはコンパクトカメラとほぼ一緒なので割愛しますね

ではではお次で最後!

ハーフ判カメラがぴったりな人はこんな人!特徴と作例まとめ

Product name : OLYMPUS PEN FT / Release : 1966

メリット

・倍の枚数撮れる

・コンパクトで可愛い

・機械式のものは修理できる

・シャッター音が静かでブレにくい(レンジファインダー)

・レンズが交換できる(一眼レフ)

デメリット

・フォーマットが基本的に縦

・電子式は修理ができない(=壊れたら終わり)

・食べ物や動物、花に近づいて撮れない(レンジファインダー)

・ファインダーから見ている景色が撮れない(レンジファインダー)

簡単にいうと、

フィルムがお高くなった今の時代にこそ使いたいコスパ最強のカメラです

特に

・倍の枚数撮れる

は、最高のメリットですね

例えば、

普通は24枚か36枚撮りのフィルムが

24枚撮りなら48枚、36枚撮りなら72枚撮れるってことなんです…!

どうなっているかというと

こんな感じで横長のものを半分にしちゃっているわけです

天才的発明ありがてぇぇ

でも逆に、

ハーフ判カメラ特有のデメリットの

・フォーマットが基本的に縦

は、少し使いにくいとこなのかなぁと思いますが

慣れたらなんてことないです

昔は他のカメラよりも画質が劣るなんて言われてたりもしたんですが

最強高画質兵器のデジカメが主流になって

フィルムの画質が荒さが生み出す雰囲気が好きで使ってるんだからむしろ旨みでしかないですよね

OLYMPUS PEN FT / Release : 1966

とにかく、お財布にやさしい上にコンパクトなので

いつでもどこでも持ち歩きたくなりますよ

35ミリフィルムカメラの特徴まとめ

以上の4種類を大きさ、重さ、使いやすさ、相場、修理できるかの点で比較した表がこちら

一眼(機械式)一眼(電子式)コンパクトレンジファインダーハーフ
大きさ大きい大きい小~中くらい中くらい小~中くらい
重さ重いまぁまぁ重いめちゃ軽いちょい重い〜軽い軽い
使いやすさむずめちょいむずめちゃかんたんちょいかんたんちょいかんたん
相場4万円~2.5万円~1万円~1万円~2万円~
修理できるほぼできないできない機械式ならできる機械式ならできる

※「相場」は動作品で保証(または返品対応)がついている中古カメラ専門店を比較したものです

※「修理」は自己修理ではなく修理専門店に依頼した場合です

初めてのフィルムカメラ選び、悩みますよね

ちなみに番茶はコンパクトを買ってその後すぐに電子式一眼レフを買いました

おじいちゃんの形見のコンパクトをもらった時に最初のコンパクトは親友にあげて、

一眼は自分で修理した機械式のが一つ増えました

出会いも別れも思い出があって、大切な記憶になっています

⦅第三章⦆ フィルムカメラってどこで買えばいいの?お店の選び方・動作確認のやり方まとめ

さて、どのフィルムカメラを買うのか決まったら

今度は、

「どこでフィルムカメラを買ったらいいのか」ですよね

フィルムカメラ専門店、オンラインショップ、フリマアプリなどがありますが、

家電量販店で買う新品のデジカメと違って、ほとんどが個人店です

個人でやられてる古着屋さんや古家具屋さんなんかと一緒で

品揃えも雰囲気も強みも全然違うので、お気に入りのお店を見つけられたらいいですね

⦅初心者さんにおすすめ⦆オンラインショップのメリット・デメリットまとめ

メリット

・心ゆくまでじっくり悩める

・商品の状態が分かりやすい

・結局めちゃくちゃ見やすい

・何かあった時の返送方法などがわかりやすい

・シンプルに楽

デメリット

・手元に来るまで時間がかかる

・触って確かめられない

結論から言うと、初心者さんに一番おすすめなのはオンラインショップです

・心ゆくまでじっくり悩める

・商品の状態が分かりやすい

は特に大きなメリットかなと思います

逆に

・手元に来るまで時間がかかる

・触って確かめられない

というのがデメリットとして挙げられますが、

実際問題、待つとしてもせいぜい1週間くらいですし、

そもそも使える前提で売られているので

触って確かめられることって、質感とか重さとかくらいで少ないんです

なので、

じっくり悩んで購入できるオンラインショップは、初めてさんにも中級、上級者さんにもめちゃくちゃおすすめです

⦅近いなら超アリ⦆店舗で買うメリット・デメリットまとめ

メリット

・重さや質感がリアルにわかる

・すぐに質問できる

デメリット

・ショーケースに入っていてすぐに触れない

・多すぎてよくわからない

・何回も呼ぶの気まずい

・行くまでの腰が重い

初心者さんが自分で選んで購入することを前提にすると

オンラインショップがおすすめなんですが

でもやっぱり

・重さや質感がリアルにわかる

・すぐに質問できる

という実店舗ならではのメリットは素晴らしいのです

もし家の近くにお店があったり、立ち寄れる機会があるなら、

フラっと立ち寄って見てほしいなと思います

Limye写真機修理店

今回紹介した4種類をざっと見てみるだけでも良いですし

並べてもらって触ってみるのも超アリです

めっちゃくちゃ優しく丁寧に教えてくれる神みたいなお店もあるので

もしそういうお店に出会えたら、とことんお世話になってみてくださいね

ただ、

お店が混んでいたり、お店の人に聞きにくい感じだったりすると

・ショーケースに入っていてすぐに触れない

・多すぎてよくわからない

この辺のデメリットが際立ってしまうんです

いいお店だったらいいなぁ〜くらいの気軽さで覗いてみてくださいね

おまけ ⁑ メリカリやヤフオク(フリマアプリ)ってどうなの?

メルカリやヤフオクなどのフリマアプリで売られているフィルムカメラですが

リスクがでかすぎるのでおすすめしていません

商品の状態が正確にわかっていない出品者の方が多いのと

一見大丈夫そうでも、ほぼ確実に見落としや記載漏れがあるんです

フリマアプリで売られてるフィルムカメラは確かに安いですが

完動品って書いてあったのにフツーに壊れてるやん…笑

ってことが当たり前のようにあるので専門店で買いましょう

« 共通 »オンラインショップで探す前、店舗に行く前に確認しておきたいこと

量販店などで売られている新品のデジタルカメラと違って、

フィルムカメラ屋さんで売られているカメラはほぼ全て中古です

今でも新しいフィルムカメラを生産している企業もありますが番茶が使ってほしいのはヴィンテージカメラの方です

Product name : PENTAX auto110 / Release : 1979

デジタルカメラよりも安いとはいえ数万円はしますから、安心して購入する方法を教えます

まず最初に確認してほしいのが

・保証期間はどのくらいか

・返金・返品に対応しているか

この 2点

実際、大昔に作られたフィルムカメラは保証をつけること自体が難しく、保証期間を設けていないお店はたくさんあります

それでも安心して購入してほしいという思いから、リスクを負って保証期間を設けてくれているカメラ屋さんもあるので

欲しいカメラがどれくらいの保証期間があるのかをしっかりと確認しておきましょう

また、

保証はなくても、返金・返品対応をしてくれるお店は多い印象です

もちろん初期不良や欠陥などのお店側の原因によるものだけで、購入者側や配送業者が理由の場合は対象外なので、

こちらも購入前にチェックしておきましょう

確かめる方法は、

まず、

店舗ホームページの「特定商取引法表示」を探します

大体ホームページの一番下にあるので探してみてください

保証期間や返金・返品のこと以外にも

・支払い方法

・商品が届くまでの目安

・注意事項など

いろいろ書いてあるので購入する時に確認しておくと安心ですね

«共通»フィルムカメラの状態説明によく出てくる用語解説一覧

カメラの専門用語ってよくわからんですよね

くもり、チリ、プリズム…うーん…

正直なところ、番茶が初めて購入した時も細かいことはよくわからんまま買いました

「動作良好」の四文字だけ信じて買ったった

たまたまいいカメラ屋さんで購入してたからよかったけど(笑)

もう何度も言いますが、フィルムカメラはあくまで中古品なので

最初からいつ壊れてもおかしくないものです

でも、どこかしらに不具合があるにせよ

皆さんはギャンブルを仕掛けることなく

・気にならない程度のものなのか

・撮影に影響が出るものなのか

を、下の一覧を見て確認しながら購入してくださいね

光学(こうがく)…主にレンズやファインダーのこと。一眼レフの場合はミラーやプリズムも含まれる

レンズ...目玉みたいなやつ

前玉、後玉…カメラを構えた時、奥にあるのが前玉、手前にあるのが後玉

ファインダー…覗き窓のこと

ミラー…一眼レフのレンズを取ると出てくる鏡みたいなやつ

プリズム…一眼レフの頭の出っ張りの中身 

シャッター…フィルムに光を当てる時間を操ってくれてるやつ

シャッタースピード…フィルムに光を当てる時間の設定のことで、ダイヤルを回して手動で決めたり、カメラが自動で決めてくれるものもある

モルト…フィルム室に光が入ってこないようにするスポンジみたいなやつ

露出…“ 写真の明るさを決めるために必要な考え方 ” を表す言葉で、「絞り」「シャッタースピード」「ISO感度」の3つの要素を組み合わせて決める

巻き上げ…フィルムカメラの巻き上げレバーを動かすとフィルムが巻き上がっていく仕組みのこと

カビ…レンズ内に付着して、モヤがかかったような写真になる

くもり…レンズが白っぽく曇っている状態で、全体的にボヤけた感じの写真になる

チリ…レンズ内に入り込んでしまったゴミで、写真にそのまま映り込む

キズ/スクラッチ…レンズ表面にできた傷で、深いと光の反射が起きて写りに悪影響が出ることもある

※修理店で除去できるもの…カビ、チリ

※くもりは綺麗にすることはできませんが、柔らかい雰囲気の写真になるので好んで使う方もいますよ

くもり/ゴミ…ファインダー内にあるくもりやゴミは、写真には影響ないけれど撮影する時ちょっと気になる

※修理店でくもり以外は綺麗にできます

動作不良…露出計が正常に動作しない、あるいは誤差が大きい状態で、写真が暗すぎたり、明るすぎたりしてしまう

※機械式カメラの場合は、露出計が壊れていても撮影できます

※電子式カメラの場合でも、マニュアル操作できる一眼レフは露出計が壊れても撮影できます

第四章⦆ 購入したらやることリスト!フィルムと電池は一番最初に買っておこう

フィルムカメラを購入したら

その流れですぐに

  1. フィルムを買う
  2. テスト撮影をする
  3. 現像に出す
  4. 写真を確認する

という 4つのステップを1週間以内にやりましょう

撮影はちゃんと写るか見るだけなので家の中や家の周りでOKです

試し撮りを大事な旅行なんかに持っていって撮れてなかったら泣きますからね

それでもし

・動作不良

・写り方がおかしい

なんてことがあった場合は購入したお店に問い合わせましょう

保証がないお店でも1週間以内であれば「初期不良」と言うことで

返品や返金に対応してくれるお店がほとんどのはずです

これって故障かな…って不安だけどお店に問い合わせる勇気がないって人は

番茶の公式LINEで聞いてください

ばんちゃたすけて

最初の一文に「動作確認について」って入れてくれれば優先的に返信しますよ◎

絶対に必要なものを揃えよう

では早速、

カメラが手元にあるor手元に届いたら、そのまま量販店かAmazonなどでフィルムと電池を買いましょう

露出計がない完全マニュアルの機械式カメラはフィルムだけでOK!

まずフィルムを買うときの注意点は

・白黒ではなくカラー

・35ミリフィルム

・ISOは200か400

これだけです

試し撮りなので値段は一番安いので大丈夫ですよ

安いといっても高いので、とりあえず一本でもいいし

とにかく沢山撮ってみたい!って方は10本セットで買ってしまっても全然OKです

番茶がヘビーユーズしてる “Kodak ULTRAMAX400” 置いときますね ↓

最初のうちはなんでもいいと思うんですが、フィルム選びでさらに写真に個性が出るので、

フィルムについて詳しく知ってから選びたいって方に向けた記事も書きますんで少々お待ちを!

そして電池

お馴染みの単3、単4電池ではなくボタン電池や変わった形の電池が多いので、

家電量販店などのお店で買おうとしてる方は電話でその電池があるか確認してから買うことをオススメします

家電量販店にはないけどAmazonならあるってパターンもしょっちゅうなので

なければネットで探してみましょう

第五章35ミリフィルムカメラの使い方・撮り方を種類別にわかりやすく解説

ついに、撮影ですね

無事に素敵な写真が撮れることを祈っています

それぞれの使い方についてまとめた専用ページは絶賛作成中です!しばしお待ちを!

写真が撮り終わったら戻ってきてくださいね〜

第六章撮り終わったら現像しよう!個人店・チェーン店のメリット・デメリットと注文方法まとめ

さて、初めての撮影はどうでしたか?

この記事の序盤でも触れましたが、

フィルムカメラは現像してプリントかデータ化しないと撮った写真が見れないので

写真屋さん(ラボともいう)にお願いします

そして写真屋さんにも色んなお店があって、それぞれに特徴があるんです

正直なところ個人店だからこれ!チェーン店だからこれ!とは断言しにくいですが

ある程度の傾向はまとめたのでぜひ参考にしてみてください

個人店のメリット・デメリットまとめ

メリット

・仕上がりがいい

・好みの雰囲気にしてくれるお店もある

・郵送対応してくれるお店もある

・現像結果に対するアドバイスが的確

デメリット

・納期が長いお店が多い

・営業時間の制限がある

特に

・仕上がりがいい

・現像結果に対するアドバイスが的確

は、ほとんどのお店に共通してあるメリットです

フィルムの特性を考えて調節をしていたり、写真の雰囲気に合わせて色味を微調整してくれたりします

スマホで撮った写真をフィルターで編集して、自分好みの写真の色味や雰囲気に近づけるのは

ほとんどの人がやったことあると思いますが

あの作業を職人さんが一枚一枚やってくれてる感じです

写真が暗くなってしまったり、何も写ってなかったときは、

どんな原因が考えられるのかを教えてくれたこともありました

チェーン店ではそんなにフィルムカメラの知識がない方も働いていたりもして

友人から少し苦い体験談を聞いたこともあります

でも個人店は、

・納期が長いお店が多い

というデメリットもあって

一つ一つの作業が丁寧かつ全国からの依頼があるため、納期は1週間〜と遅めになることもあるんですよね

届いたら即日対応で発送してくれるような仕事が早すぎるお店もありますが、

こちらから送って送り返してもらっての往復を考えると最短でも3〜5日はかかります

チェーン店のメリット・デメリットまとめ

メリット

・仕上がりが1時時間程度と鬼早い

・雰囲気の注文ができるようになった

・毎日営業している

デメリット

・料金が高い

・仕上がりは無難

・画素数が低め

特に

・仕上がりが1時時間程度と鬼早い

・毎日営業している

の2つは大きなメリットで

カフェで少し休んでいる間に仕上げてくれる早さといつでも現像してもらえる安定感は嬉しいですよね

でも逆に

・料金が高い

・画素数が低め

が、デメリットで

昔はチェーン店の方が個人店よりも圧倒的に安かったみたいなんですが、

番茶調べだと今は個人店よりも高い印象です

そして、

画素数も他の個人店と比較しても低めなので

スマホで見るには十分かもしれないですが、

・タブレットやPCでみたり

・少し引き伸ばしてプリントする

となると気になってくるかもしれません

写真屋さん(ラボ)の個人店とチェーン店の違いまとめ


個人店チェーン店
値段(相場)1,800円2,000円
値段(最安値)970円1,630円
納期3-1週間orそれ以上1時間-4日
仕上がりいい~めっちゃいい普通~いい

また価格に変動があった時は訂正しますね

番茶は鎌倉駅前の「さくらや」さんという老舗の写真屋さんで現像してもらってます

個人店でありながら1時間で仕上げてくれるという驚きの速さ

ずっとお世話になりたいお店です

それにしても

現像に出す前ってどんな風に写っているのか、ちゃんと撮れているのか、

すごく楽しみだけど、ちょっぴり不安ですよね

その感覚は今でもずっとありますし、撮影の依頼を頂いた後なんて大学の合否発表かってくらい緊張します(大嘘)

Q&Aフィルムカメラの始め方に関するよくある疑問・質問まとめ

よくある質問を「Q&A」という形でまとめています

これから先フィルムカメラのことで悩んだらまずはここをチェックしてみてくださいね

Q1 ⁑ フィルムカメラを始めるのに最低限必要なものってなに?

フィルムカメラを持って出かけるときにあると便利なものは

・カメラバッグ

・ストラップ

・電池(予備)

・フィルム(予備)

・マイクロファイバーのメガネ拭き

ですね

家に置いておくメンテナンス道具でいうと

・ブロアー

・柔らかいブラシ

・綿棒

くらいは持っておくと重宝すると思います

Q2 ⁑ 物や風景、人物…どうやったら上手く撮れるの?

正直な話、上手く撮るよりも楽しんで撮る方が100倍大事なんですが、

角度や光の方向、人や物をフレームのどこに置くかとかを考えるのってそれ自体が楽しいし

番茶が普段考えていること、なんとなく意識していることでよければ参考にしてみてください

(記事準備中です)

プロは回れ右してください(笑)

Q3 ⁑ カメラに書いてある文字や数字の意味がわかりません

フィルムカメラのレンズ周りや頭の方にあるダイヤルなどに書かれている数字や英語って、

初心者さんからすると敵でしかないですよね笑

「f」とか「B」とか「ASA」とか15 – 1000くらいの数字とかなんなんですかって

番茶もフィルムカメラと出会いたての頃、これのせいで一眼レフを持てなかったといっても過言ではありません(結構ガチ)

ってことで丁寧にわかりやすくまとめたので読んでみてください

(記事準備中です)

Q4 ⁑ これって壊れてる?修理に出すべき?

・現像した写真が真っ暗or真っ白

・現像した写真に大きな光の線が見える

・シャッターが切れない

・フィルムの巻き上げ、巻き戻しができない

・ファインダーが汚れてる(被写体が見えにくい)

・ファインダー内の表示が見えにくい

・露出計が動かない

・レンズの中が白っぽい or 汚い

・レンズのフォーカスリングの動きが悪い(なんか動かしにくい)

・フィルム室が開けられなくなった

上の症状がある場合は、すぐに修理屋さんに問い合わせてみてください

これ以外にも「前はこんなんじゃなかった」みたいに不安に思うことがあれば、

一度相談してみることをオススメします

Q5 ⁑ デジタルカメラでフィルムっぽい写真が撮れるって本当?

ほんとです

⦅第一章⦆で比較に使っていた「ミラーレス一眼」っていうデジタルカメラなら

一眼レフフィルムカメラで使われていた昔のレンズをつけることができるんです

通称「オールドレンズ」は、今生産されている現行のレンズと光学設計が全く違います

iPhoneのカメラもそうですけど、カメラの技術ってめちゃくちゃ進化してますもん、そりゃそうですよね

オールドレンズは、性能を見れば劣っています

だけどそれは、見方を変えれば一つの個性であり魅力なんです

そんなオールドレンズの魅力をあげるなら

・解像度が低いので柔らかい雰囲気になる

・シャープさが劣るので写真に丸みが出る

・独特のボケ味や色味が出る

・フレアやゴーストが出やすい

といった感じでしょうか

フレア…レンズやボディの中で光が反射して写真全体が白っぽく柔らかい写真になること

ゴースト…レンズの中に強い光が入って光の形が写真に写り込むこと

OLYMPUS OM-2N / Release 1979

写真はゴーストの例です

夕陽のは左端の赤い光の玉で、室内のは下半分の左から右に流れている光線ですね

フィルムカメラは、この魅力的なレンズに加えフィルムという

これまたノスタルジックな雰囲気を出してくれる良い役者がいるので、

さらに柔らかくて懐かしい写真が出来上がるんです

Q6 ⁑ カビちゃった…フィルムカメラやレンズの保管方法教えてぇぇ

カメラやレンズをバッグに入れっぱなしにしたり、カバーをつけて大事にしすぎていませんか?

カバーやレンズキャップをつけてる方が安全な気がして…

そうだよね、でもこれが一番カビる原因なんです

一番簡単な保管の仕方は

・高温多湿、直射日光を一番避けられる場所で

・カバーもキャップも外して

保管する!これだけです

防湿庫とかなくていいです

除湿機買って湿度を40-60%に保ってください

すでにカメラやレンズの中までカビてしまった方は、

一旦修理屋さんでカビを綺麗にしてもらいましょう

⦅なんでも聞いて⦆フィルムカメラに関する質問に全部答えます

途中でも紹介しましたが、みなさんが快適なフィルムライフを送れるように番茶の公式ラインを作りました

マジでなんでも聞いてください

ばんちゃきいてくれよ

「こんなこと聞いたらだめかな」なんて思わないで

むしろあなたの悩みを聞かせてくれた方が、このサイトがより誰にでも優しいサイトになるのでありがたいんです

なるべく早めに返しますが遅くなることもあるので、その時は取り急ぎの返信をしますね

あとがき

始めて選ぶカメラに

デジタルカメラではなく”フィルムカメラ”という素敵な選択肢があってもいい

これから先もたくさんの人にフィルムカメラの魅力が伝わるように、

日々お勉強して参りますので、よろしくお願いしま〜す

ではまた!

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