二〇二一年 九月二四日
私は毎年、献血をする。
家内が病がちで、皆さんからよく血液を頂いていたから。
今日もそのつもりで献血ルームに立ち寄った。
だが今年は断られてしまった。
六十九で最後の献血だったようだ。
私もずいぶん歳を取ってしまったのだな。
男は万年筆を置き、目を瞑り、妻に話しかけた。
「道子や、みなさんへのお礼も、もうできないんだと」
ちょっと実話
彼岸花の花言葉は、
悲しい思い出、諦め、独立
少し後ろ向きな言葉が似合うの、わかる気がします
美しさの中に影があるというか、少しミステリアスな感じがする
魅惑的で、なぜか惹かれてしまう、そんな花
番茶は日記をつけてますが、長々書くと続かないので、ありがたいなぁって思ったことを一言、二言、書くようにしています
愛用中なのは、ほぼ日手帳の文庫サイズです
日記以外にも読書、映画、アート、体験の記録をしたり…
自由すぎず、不自由すぎず、私には丁度よく色々書き込めて好きです
P.S. ①(2023年12月)
ミドリのMDノート(無地)に変えて
文字量も増えて、縦書きになりました
数日書く時間がなくても気にならなくなったのと
心に溜まった愛しい感情を言葉にすること自体に慣れたんやと思います
日記を書き始めて五年が経ち
途中諦めた時期も一年かそれ以上あったけど、なんだかんだで書きたい気持ちがでかかったので、習慣になるまでカメのような歩みで試行錯誤してきました
追記②(2024年5月)
もう書いてもねえ
彼岸花(ひがんばな)献血(けんけつ)家内(かない:奥さん)病がち(やまいがち)万年筆(まんねんひつ:インクで書くやつ)瞑る(つむる)
神奈川県鎌倉市にある一番有名な神社「鶴岡八幡宮」
鎌倉駅から小町通りがある東口を出て徒歩10分ほど
そこの本宮ではなく
最初のでっかい鳥居をくぐって右にある「旗上弁財天社」(はたうえべんざいてん)芸能・学問の神様がいるところです